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PNGロスレス最適化の実務(ブラウザ完結MVP→WASM強化)

PNGは可逆・透過・UIに強い一方、重くなりがちです。まずはMVP(メタ除去の再エンコード)から始め、効果が高ければインデックス色/ディザへ強化する段階的アプローチが安全です。

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MVPは /png-lossless。必要なら将来的にWASM導入(oxipng/pngquant相当)を検討。

要点(TL;DR)

  • UI/スクショはロスレス最適化の恩恵が大きい
  • まずMVPで効果と副作用ゼロを確認→必要ならWASMでインデックス色/ディザへ。
  • 色数削減の副作用(バンディング/偽輪郭)は ディザ選択 で緩和。

1. PNGの中身とMVPが効く理由

  • 不要メタ(EXIF/gAMA/iTXt 等)の削除で数%〜十数%の削減が見込める。
  • 画像内容は一切変えないため副作用ゼロ
  • スクショ/UIは冗長メタを含みやすく、効果が出やすい。

2. 実装(ブラウザ完結MVP)

// Canvas 再エンコード(メタ除去)
const bmp = await createImageBitmap(file);
const canvas = document.createElement('canvas');
canvas.width = bmp.width; canvas.height = bmp.height;
const ctx = canvas.getContext('2d', { alpha: true });
ctx.imageSmoothingEnabled = true; ctx.imageSmoothingQuality = 'high';
ctx.drawImage(bmp, 0, 0);
const out = await new Promise<Blob>(r => canvas.toBlob(b => r(b!), 'image/png'));

MVPは /png-lossless と同等の挙動です。

3. WASM強化(インデックス色/ディザ)

  • 色数を 128→96→64 と段階的に下げ、帯域が目立たない最小へ。
  • UIは Ordered(Bayer)、写真/グラデは FS/Sierra を試す。
  • 誤差は /compare と ΔE でチェック。

4. 配信と公開前チェック

  • 配信:immutable / SWR の方針で。
  • 命名:/rename で v2/ハッシュの規則を適用。
  • 見え:/compare で回帰なし。
  • 計測:zip_download 等の GA4 イベントが発火。

5. まとめ:MVP→強化で安全に前進

まずはMVPでリスクゼロの軽量化、効果が大きければWASM最適化へ。段階的に進めるのが、品質と工数の最短解です。

gazou-compressor.jp 編集部
画像圧縮・変換・背景除去などの実践テクニックと、Webで“速く・軽く・崩さない”ためのノウハウを発信しています。
所属トピック: 画像形式と圧縮(WebP/JPEG/PNG/AVIF/HEIC)

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