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ファイル命名とキャッシュバスティング完全ガイド(fingerprint / version / 参照更新)

画像やOGPを差し替えても、ユーザー側キャッシュに阻まれると反映されません。最短の解はファイル名にバージョン(v2/v3)やハッシュを埋め込むこと。ここでは命名規則と参照更新、配信までを運用可能な型に落とし込みます。

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命名の一括適用は /rename、Retina資産の同時出力は /density-export。ロスレス整形は /png-lossless が最短です。

要点(TL;DR)

  • 命名は {name}-{width}w-v{version}.{ext}{name}.{hash}.{ext} を採用。
  • 参照は全置換(検索ヒット0件を確認)。
  • 配信はimmutable(ハッシュ)orSWR(差し替え多)で統一。
  • 公開前に /compare と CWV を確認。

1. 命名パターン(選び方)

# 幅ベース+バージョン
hero-1200w-v2.webp
thumb-640w-v5.webp

# ハッシュ(ビルドパイプライン前提)
hero.1c9a6f.webp
thumb.7a2b3d.webp

手運用なら v2/v3 が安定。ビルドに組み込めるならハッシュが最強です。どちらも /rename のプリセットに保存しておくと運用がぶれません。

2. 参照更新の最短手順(安全な置換)

# VS Code 正規表現例
src=\x22(.*?)-(\d+)w-v(\d+)\.(webp|jpg|png)\x22
→ src="$1-$2w-v3.$4"
# PowerShell 一括置換(例)
Get-ChildItem -Recurse -File -Include *.md,*.html |
  ForEach-Object {
    (Get-Content $_ -Raw) -replace '-v\d+\.', '-v3.' | Set-Content $_
  }

置換後はリンク切れ0件を確認し、/compare で見えの回帰がないかをチェックします。

3. 配信の設計(immutable / SWR)

  • ハッシュ運用Cache-Control: public, max-age=31536000, immutable
  • 差し替え多public, max-age=300, stale-while-revalidate=86400

詳細は キャッシュ制御ガイド を参照。

4. 公開前チェック(10項目)

  • 命名規則が決まり、/rename に保存済み。
  • 参照は全置換(検索結果=0)。
  • OGP/メール向けの派生も命名を踏襲。
  • 配信方針(immutable / SWR)が統一。
  • CLSゼロ(寸法明示、広告は固定高)。
  • Before/After を /compare で確認。
  • GA4 イベント(zip_download等)が計測。
  • サイトマップに新URL反映。
  • Search Console にエラー無し。
  • 機微情報をファイル名に含めていない。

5. まとめ:名前でキャッシュを制す

指紋(v2/ハッシュ)と参照更新のセットをルール化すれば、差し替え運用は安定します。まずは /rename をワークフローに組み込みましょう。

gazou-compressor.jp 編集部
画像圧縮・変換・背景除去などの実践テクニックと、Webで“速く・軽く・崩さない”ためのノウハウを発信しています。

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