ブログ画像の運用フロー(最短・安全・再現性)
記事の本数が増えるほど、画像のサイズ/形式/品質のブレが表示速度(CWV)とUIの一貫性を崩します。 本稿は、誰が作業しても同じ品質に着地するための再現性のあるフローを提示します。 基本は「解像度 → 形式 → 品質」の順。これだけで“速く・軽く・崩れない”が実現します。
要点(TL;DR)
- フローは解像度→形式→品質。本文1200–1600px/一覧600–800pxで統一。
- 写真=WebP(互換=JPEG)、ロゴ/図/スクショ=PNG or WebP Lossless。品質は±5%で詰める。
- 実装は width/height必須+srcset/sizes。OGPは1200×630でテンプレ化。
1. 標準フロー:解像度 → 形式 → 品質
- 解像度を決める:本文は横1200–1600px、2カラム主体は1200pxで十分。 サムネは横600–800px。 → /resize
- 形式を選ぶ:写真=WebP、互換=JPEG、ロゴ/図/スクショ=PNG。 → /convert
- 品質を微調整:WebP80%起点(にじみ時は85%)、JPEG85%起点。 目安容量200KB前後。 → /compressor
2. 命名規約&ディレクトリ(再現性と差し替え性)
例:posts/
配下にhero / thumb / inlineを作成。 ファイル名はslug_用途_001.webp
のように統一(差し替え時はv2等のバージョンやハッシュ付与)。 これでキャッシュ更新・監査・A/Bの可搬性が上がります。
posts/post-slug/ hero/ post-slug_hero_v1.webp thumb/ post-slug_thumb_01.webp inline/ post-slug_inline_01.webp
3. 役割分担とチェックポイント
- 編集:比率と安全域、OGPのラベル/文言を決定(7語以内・高コントラスト)。
- デザイナ/制作者:解像度→形式→品質の順に書き出し。ロゴ部は部分可逆(PNG)も検討。
- 実装:imgにwidth/height、ヒーローは優先、fold下は遅延。
4. 品質チートシート(はじめの一手)
- WebP 80% → OKなら採用。文字/線が滲むなら85%。残る箇所は部分PNG。
- JPEG 85% → 互換重視の提出や共有。ノイズが目立つ時のみ90%へ。
- PNG(可逆) → ロゴ/図/スクショの既定。必要に応じ 減色/ディザで軽量化。
5. よくある失敗(回避策)
6. 公開前チェックリスト(10項目)
- 本文1200–1600px・一覧600–800pxに統一した。
- 写真=WebP / 互換=JPEG / ロゴ・図=PNG の原則を守った。
- 品質は±5%の範囲で最小化(目安200KB)。
- 文字/線の滲み、髪や細部の粒状感、グラデ段差を1:1で確認。
- OGPは1200×630、安全域広め・7語以内で可読。
- 全imgにwidth/heightを指定、広告は固定高でCLS回避。
- srcset/sizes を実表示幅に最適化。
- EXIF(位置/向き)を削除(/exif-strip)。
- ファイル名はハッシュ/バージョンで差し替え即反映。
- 本番のCWV(field data)に悪化がない。
7. 次のアクション
いますぐ作業するなら: 画像リサイズ → 画像形式変換 → 画像圧縮 → サムネ一括生成 → EXIF削除+自動回転。 この順序で迷いなく量産できます。