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WebP/JPEG/PNGの使い分け完全ガイド(画質・容量・透明・用途別)

迷ったら「WebP 80%」が出発点。文字やロゴがにじむなら 85% まで上げるか PNG 可逆、 互換が最優先なら JPEG 85%。この3択をベースに「解像度→形式→品質」の順で決めると最速です。

用途別の最短判断(まずはここから)

  • 写真WebP 80%。ノイズが気になれば 85%。提出先の互換が厳しいときは JPEG 85%
  • ロゴ / 図 / UI / スクショ(文字くっきり)PNG(可逆)。容量が大きければ WebP 85–90% を試す。
  • 透明が必要PNG または WebP(透明対応)。縁のにじみは背景に近い色でマット処理。
  • OGP / サムネWebP 80%(1200×630/1280×720)。文字が滲むなら 85%、 ロゴのみは PNG。

形式の特徴と向き・不向き

WebP:軽さと汎用性の主力

写真・イラスト両方に強く、同画質で JPEG より小さくできる場面が多い万能型。透明やアニメにも対応します。 実務では品質 75–85%がコスパの良い帯。小さな文字・細線が滲む場合は 85–90% まで引き上げるか PNG を使うと安心です。

JPEG:互換性最優先の定番

透過は不可ですが、古い環境や業務提出の「まず開ける」要件に強い。80–90%で始め、 ノイズが気になるときのみ上げるのが基本。UI/文字が混在する画像には不向きです。

PNG:可逆・透過・くっきり線

可逆圧縮で劣化なし。ロゴ、図、スクショなど、エッジを保ちたい画像に最適。写真用途では容量が膨らみやすいため、 基本は WebP/JPEG を選び、PNG は「くっきり」「透過」が必要な場面に限定します。

品質チートシート(はじめの一手)

  • WebP 80% → OK なら採用。文字/線の滲みが目立つときのみ 85% → 90% と段階調整。
  • JPEG 85% → 互換優先の提出・共有に。にじみやノイズが残るなら 90%。
  • PNG(可逆) → ロゴ/図/スクショの既定。色数削減やマット処理で容量を抑える。

最短フロー(解像度 → 形式 → 品質)

  1. 解像度:まずは表示幅に合わせて縮小。本文は横1200〜1600px、一覧サムネは横600〜800pxが目安。→ 画像リサイズ
  2. 形式の決定:写真=WebP、互換重視=JPEG、ロゴ/図=PNG。→ 画像形式変換
  3. 品質の微調整:WebP 80%/JPEG 85% を起点に、滲みやノイズの有無で±5%。→ 画像圧縮
  4. サムネ/OGP:1200×630/1280×720 をテンプレ化、文字7語以内・高コントラスト。→ サムネ一括生成
  5. EXIF/向き:共有前に位置情報削除+実回転で安全化。→ EXIF削除+自動回転

ケース別レシピ(再現できる判断)

A. 写真+小さな文字が混在するバナー

まず WebP 80% → 文字の滲みを確認 → 気になるなら 85% → それでも残る要素だけ PNG に差し替え。 画像全体をPNGにせず、**混在に合わせて局所最適**にするのがコツ。

B. 業務提出(相手先が古い環境)

JPEG 85% を既定、要件に解像度指定があれば先にリサイズ。透明が必要な部分のみ PNG を併用。

C. スクショやUIの操作説明

可逆の PNG を基本に、写真が混ざるときのみ WebP 85–90%。文字と罫線の可読性を最優先。

よくある落とし穴(回避策)

  • DPI とピクセルの混同:Web はピクセル基準。DPI は印刷向けで表示サイズに影響しません。
  • 透明縁のにじみ:背景に近い色でマット処理。それでも目立つなら PNG を採用。
  • 解像度の過不足:まず縮小で転送量を根本カット。高品質でも大き過ぎれば遅い。

まとめ(チェックリスト)

  • 本文は横 1200–1600px、一覧サムネは横 600–800px に統一したか。
  • 写真=WebP、互換=JPEG、ロゴ・図=PNG を基本に例外だけ上書きしたか。
  • 品質は WebP 80%/JPEG 85% を起点に ±5% で調整したか。
  • OGP は 1200×630、文字7語以内・高コントラストで崩れないか。
  • EXIF の位置情報削除&向き補正を済ませたか。
gazou-compressor.jp 編集部
画像圧縮・変換・背景除去などの実践テクニックと、Webで“速く・軽く・崩さない”ためのノウハウを発信しています。

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