SNS OGPの作り分け(レイアウト原則・安全域・量産テンプレの完全ガイド)
OGPは最初に見られる画像。クリック率はデザイン力だけでなく、比率・安全域・文字量・コントラスト・容量の“型”で決まります。まずは1200×630(1.91:1)を既定にし、四辺の安全域を広く確保。タイトルは7語以内、 書き出しはWebP 80–85%起点で。本文では“崩れない型”と量産/デバッグまでまとめます。
関連:OGPテンプレ/サイズ早見表
実制作のテンプレは OGPテンプレート 、主要SNSの実務サイズは SNS画像サイズ早見表 を併読すると設計が速くなります。
要点(TL;DR)
- 比率は1.91:1(1200×630)を既定。YouTubeは1280×720を別テンプレ。
- 安全域:上下60–80px/左右80–120px。端に文字/ロゴを置かない。
- 文字は7語以内・2行まで。彩度ではなく明度差で可読性を確保。
- 書き出し:写真=WebP 80–85、図形/ロゴ=PNG or WebP Lossless、容量200KB前後。
- 公開前はSNSデバッガで再取得し、OGタグ/カノニカル/絶対URLを確認。
1. レイアウト原則(崩れない理由)
- 比率は1.91:1固定(重要案件で別比率が必要ならテンプレを分ける)。
- 主題と文字は分離(色相差/明度差)。背景写真には黒/白40–60%の被せを使う。
- 要素は主題・コピー・ロゴの3点まで。情報過多はCTR低下につながる。
- ロゴは右上/左上の安全域内に小さく配置。被写体と重ねない。
2. 文字設計(7語・高コントラスト・固定改行)
- 語数:7語以内(名詞+動詞で簡潔に)。
- 改行:最大2行。テンプレで改行位置を固定し、長文は本文へ回す。
- 対比:彩度より明度差。半透明帯/被せで背景と分離。
3. サイズと比率(実務値の基準)
- OGP(X/Facebook/LinkedIn):1200×630(1.91:1)。
- YouTubeサムネ:1280×720(16:9/最小640×360)。
- Instagram正方形:1080×1080、縦は1080×1350(4:5)。
迷ったら OGP=1200×630、YouTube=1280×720、Instagram=1080×1080 を既定にしてテンプレ化。
4. 量産フロー(テンプレ×一括処理)
- 素材を比率へ切り出し → /crop
- 背景・余白・安全域ガイドをテンプレ化 → /thumbnail
- 写真=WebP 80–85、文字/ロゴ=PNG/Lossless。仕上げは /compressor
5. 運用とデバッグ(SNSデバッガ)
- X:Card Validator で再取得(絶対URL・200 OK・MIME確認)。
- Facebook/Instagram:Sharing Debugger で再スクレイプ。
- LinkedIn:Post Inspector で生成を確認。
- 未反映時:CDN/ブラウザのキャッシュをパージし、
og:url
とcanonical
の整合も確認。
OGPの“崩れ”を直すときは
まずは比率と安全域、次にコントラスト、最後に容量(200KB目安)。設計の詳細は OGPテンプレート2025 を参照。
6. よくある落とし穴(回避策)
- 端ぴったりの文字 → 安全域を広く取る(上下60–80/左右80–120px)。
- コントラスト不足 → 背景を暗/明に寄せて文字を明度差で浮かせる。
- 容量オーバー → 解像度/品質をテンプレで固定。目安は200KB前後。
- 要素過多 → 主題・コピー・ロゴの3点に絞る。
7. 公開前チェックリスト(10項目)
- 比率1200×630(1.91:1)を満たしている。
- 四辺の安全域(上下60–80/左右80–120px)を確保した。
- タイトルは7語以内・最大2行・高コントラスト。
- 主題と文字が色相差 or 明度差で分離できている。
- 書き出し:写真=WebP 80–85/図形=PNG or Lossless、容量200KB前後。
- 画像は絶対URLで配信され、HTTP200/正しいMIMEで取得できる。
og:url
とcanonical
の整合が取れている。- X・Facebook・LinkedIn のデバッガで再取得・表示確認済み。
- CDN/ブラウザのキャッシュをパージした。
- 差し替えはファイル名ハッシュ等で確実に反映される。
量産は /thumbnail → /compressor の順が最短。 素材づくりには /crop と /convert が役立ちます。