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オリジンシールド

要点:CDN内の上位キャッシュ層で集中負荷を平準化。 本ページでは、現場での判断軸/実装/検証までをまとめます。

定義

オリジンシールドはCDNのキャッシュ/無効化/トラフィック分散に関する運用設計の話題です。

なぜ重要か

CDNの設計が弱いとオリジン障害突発負荷に耐えられません。ヒット率一括無効化が鍵です。

実務での活用(判断基準付き)

  • CDNのエッジ/シールドを活用して集中負荷を平準化。
  • Surrogate-Keyで関連一括パージ。
  • 画像CDNDPR/Width/formatのキー設計が肝。

実装例

# fastly-purgeでSurrogate-Keyを一括パージ
fastly purge --key product:123,category:shoes

検証と失敗例

  • 計測軸: 目的に直結する指標/ログを定義し、端末/回線別の分布で評価。
  • 失敗例: 過度の最適化で品質劣化 / キャッシュキー爆発 / 設計と実装の乖離
  • 判断軸: ユーザー価値の改善運用コスト縮小が両立している。

チェックリスト

  • エッジ/シールドヒット率を上げオリジン保護できているか
  • Surrogate-Keyで関連を一括パージ可能か
  • 画像CDNキャッシュキーDPR/Width/formatを過剰に含めていないか
  • 回線劣化時SWR/障害時代替を設計したか

関連用語

edge-cache, origin-shield, surrogate-key

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