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スポットカラー

要点:特色インク。ブランド再現に有効。 本ページでは、現場での判断軸/実装/検証までをまとめます。

定義

スポットカラーは画面→印刷の品質と寸法に関する基礎です。

なぜ重要か

印刷はやり直しが難しいため、初手で正しい解像度/色管理が必須です。

実務での活用(判断基準付き)

  • 仕上がりサイズから必要ピクセルを算出。
  • ブランド色は特色/ICCで再現。
  • 塗り足し/トンボを入稿前に確認。

実装例

A4仕上がりで 300 PPI を確保 → 2480x3508px 以上。塗り足し 3mm。

検証と失敗例

  • 計測軸: 刷り見本での色/線の再現、PPI/DPI塗り足しの適合。
  • 失敗例: オーバープリント誤用 / リッチブラックで汚れ / 解像度不足
  • 判断軸: 校正戻りゼロ、実寸視認性ブランド色再現を満たす。

チェックリスト

  • PPI/DPIが仕上がり寸法の要件を満たすか
  • CMYK/特色/リッチブラックの使い分けを明確にしたか
  • 塗り足し/トンボが入っているか
  • 画面→印刷の色管理(ICC/レンダリング意図)を統一したか

関連用語

ppi-dpi, bleed, rendering-intent

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