画像トリミングの基本(アスペクト比・中心位置・出力サイズ)
同じ素材でも比率・中心・出力サイズが整うだけで“印象”は大きく変わります。順番を間違えると、どれだけ良い写真でも SNSでは文字が切れ、ECでは商品が窮屈に見え、OGPでは肝心のコピーが欠けます。本稿は日々の制作を迷わせない最短フローと実務の落とし所をまとめました。
要点(TL;DR)
- 比率は目的先の既定を採用(OGP=1.91:1、YouTube=16:9、正方形=1:1)。
- 主題の重心を中央寄りに置き、四辺に広めの安全域(上下60–80px/左右80–120px目安)。
- 出力は本文1200–1600px・一覧600–800px・OGP1200×630などに統一。
- 書き出し:写真=WebP 80–85、ロゴ/図=PNG or WebP Lossless。
1. 比率の選び方(用途別の最短解)
- 1:1(1080×1080):プロフィール/Instagram正方形。汎用サムネのテンプレに最適(Instagramサイズ)。
- 4:3(1200×900 など):商品写真・ブログ挿絵。説明テキストを載せても破綻しにくい。
- 16:9(1280×720):YouTube/横長ヒーロー。遠目の視認性が高い。OGPは近い1.91:1(1200×630)推奨(OGPテンプレ)。
複数媒体に同一素材を使うなら、最も厳しい媒体(例:OGP)を基準にし、他媒体向けに比率だけ作り分けると事故が減ります。 量産は サムネ一括生成 が最短です。
2. 中心位置と主題の配置(安全域の考え方)
まず主題の重心(顔・ロゴ・メイン商品)を中央寄りに置き、四隅の安全域を広めに確保。 文字やUIを重ねる場合は上下60–80px/左右80–120pxの安全域を目安にすると、SNSの自動切り抜きでも崩れにくくなります。 視線誘導は「中央 → 右上/左上」の順に強く、情報優先度の高い要素をその流れに置くと効果的です。
3. 出力サイズ・形式・品質(チートシート)
4. 最短フロー(解像度 → 比率 → 中心 → 書き出し)
- 解像度の上限を決める(本文1200–1600/一覧600–800) → /resize
- 目的比率に合わせてトリミング → /crop
- 主題を中央寄せ、安全域を確保(上下60–80/左右80–120)。
- 形式/品質を選ぶ:写真=WebP 80–85/互換=JPEG 85/ロゴ・図=PNG → /convert ・ /compressor